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木地屋あいざわ。 四十沢木材工芸

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小学生、蒔絵体験なり。

小学校の学年行事、5年生は「蒔絵体験」です!!

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ちょうど総合学習で輪島塗について学習しているので、その体験バージョンといったところでしょうか。

長くなりますが、順を追っていきますよ。

ご協力は輪島蒔絵組合のみなさまです。

まず、家で紙に書いてきた絵を、漆パネルに写し書く作業。

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パネルと下絵の間にカーボン紙をはさんで。右が裏から見たパネル板。

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えんぴつで紙の上からなぞると、この通り写っています。

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その線をまた、漆を付けた筆でなぞる。
漆は、この後蒔く金粉の接着材の役割です。

注意点は、
漆をたっぷり付け過ぎないこと、うすめうすめに。
それから体についたら、すぐに言うこと、かぶれたら大変!
ちなみに、洋服に付いた漆はもうあきらめること、取れません・・。

漆で書いたら、金粉を蒔いてもらいます。
これは、蒔絵組合のおじさんたちが担当。

その前に、漆が厚いところは筆でそっと、取って・・
なぜなら、せっかく蒔いた金粉が沈んじゃうから。
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いよいよ、竹筒に入った金粉を、
ぱらぱらぱら~というか、さらさらさら~というか、リズミカルに蒔きます。

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蒔いた金粉を筆で、さっさっさっと上手い具合に絵にのせていきます。

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出来ました!

全部に金粉を蒔かず、ベンガラ色を残して表情を作ります。
(今回はベンガラ漆を使用)
ほおおおお。

ななめに蒔くとでこんな風にも。
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かっこいー!

これは子供たちに好評。
「おれのも、ななめにしてぇ~。」と、そのおじさんの所には行列が。


みんなで品評会。
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こども達、なかなか手際よくこなしていて感心でした!

この後、蒔絵組合の方々がきれいにふいて、1週間湿めて乾燥後
ガラスのパネルに入れてもらうんですって。


来年6年生になったら、今度は自分で沈金したMY椀作りもするんですよ。
いーなー小学生!
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by aizawamokkoh | 2010-11-16 16:35 | 家族、友人 | Comments(5)
Commented by urushi-yoshiko at 2010-11-17 08:11
小学生のハートをつかんだななめのおじさん、カッコいいね(^.^)
Commented by urushi-yoshiko at 2010-11-17 08:12
あ、もとやでした・・(^^♪
Commented by おたか at 2010-11-17 09:00 x
こういう体験があるといいですよね
たのしそ~
Commented by aizawamokkoh at 2010-11-17 09:12
もとやさん。
小学生の描いた判読むずかしい絵に、どう金を蒔くか瞬時に判断してしていく、職人オジサン達!カッコイー!
お母さん方も「おおおおお~。」と感嘆でした。
Commented by aizawamokkoh at 2010-11-17 09:20
おたかさん。
何でも体験は楽しいですよね~。
お宅の天才画伯も、数年後に醤油ビンの絵を描くかな?!
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