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木地屋あいざわ。 四十沢木材工芸

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庄川散居村 突撃訪問。

私の人生で気になるもの100のうちの1つが富山の散居村

このたび念願かなって、実際住んでらっしゃる方を訪問いたしました。

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娘のお友達のお母さんのご実家という、
近いような、全く遠いようなお宅です。

しかも、たまたま近くを通ったので、急遽電話して伺ったと。

失礼きわまりありません。

そんな、訳のわからない我々が行ったにも関わらず、
「どうぞ、ぞうぞ。」と招いていただき、ご家族全員がご挨拶してくださり、
お茶をいただき、お土産(!!)までいただいてきました。

いいのかしら・・。

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でも、面白かったです!

気になっていた質問を次々にお父様に聞けて、非常に満足でした。



以下問答。興味のある方だけどうぞ。


質問その1。
「なぜ、この形態になったのか?」

いわく
「昔、前田の殿様(加賀藩ですね)が富山を治めていたころ、
米どころのこのあたりは、たくさん年貢米をとられていた。
その対策として、田んぼが見えないように、木を植えた。」

つまり、
田んぼじゃないよー、ここら一帯は森よーとカモフラージュしていたと。

なので、西(加賀の方向)に向けて木が植えられた。へええ。

あとは、風よけですね。



質問その2。
「お隣ってどこになるんですか?」

いわく
「分からない。」

や、やっぱり!!



質問その3。
「家の廻りの道は、誰の道?」

いわく
「農道です。私道ではありません。」



質問その4。
「住み心地はいかがなものなんですか?」

ここで、娘のお友達のお母さんが(たまたま帰省してらした)
「子どもの頃は、風が吹くと揺れて怖かったよー。」

更に、そのお母様も
「家の中も暗いしねー。」

というわけで、ここのお宅では、10年ほど前に少し樹を減らしたそうです。

神主さんが来て、きちんとお祓いしてから、引っこ抜いたそうですよ。
家の神様のような存在なんですね、きっと。


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そんな庄川の散居村も、田んぼがつぶされて
新興住宅地になっているところが、ちらほら。

どこでも見るようなアパート群も。

相続税やなんだかんだで維持するのも大変なんでしょうね。



さて、その訪問したお宅ですが、とにかく大きくて立派、
なんだか必要以上に興奮してしまったため、肝心の写真がありません。

富山は持ち家率日本一、しかも、広ーーい!ということを実感。

娘も、お宅探検して
「信じられないくらい廊下が広い!」と驚きをかくせませんでした。

今度伺うときには、廊下でいいから泊まらせていただこうか、と
帰りの車中で図々しい一家は話しあったのでした。
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by aizawamokkoh | 2011-08-29 09:44 | もろもろな事 | Comments(4)
Commented by urushi-yoshiko at 2011-08-30 07:06
そうだったんですね!
私は富山は持ち家率日本一なので、富山の家の建て方なのかな?お金持ちだからかな?と思っていました。
聞いてみるもんですね(笑)
勉強になりました。
Commented by aizawamokkoh at 2011-08-30 15:12
よしこさん。
散居村の形成には諸説あるようですよー。
ただ私としては、住み心地がとっても気になっていたから聞けて良かったー!いつも北陸道から見てて、非常に気になっていたから。
Commented by fugeshietsuko at 2011-08-31 08:00
富山の散居村は 私も 興味ありました。
で、自分で出した結論は 火事の時 類焼を免れる対策だと勝手に解釈してましたが‥
本当は そういうことだったんですね。
Commented by aizawamokkoh at 2011-08-31 09:08
えっちゃん。
それもありかもですよ。
なにせ、富山は立山の水と広大な平野で、産業も稲作もしやすく、リッチなんですよね。家をくっつけて村を作るって意識がなかったそうですよ。
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