カテゴリ:漆のひと、漆のもの( 68 )
漆の苗、預かります!(プレッシャー)
前に書きました脱ロウした漆の種ですが
これこれ→「漆の種の脱ロウ。


こんなんなりましたーー。

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しっかり育ってますーー。


というか、これ、このプランター何軒かのお宅へ届けられ
うちにも、来てくれたのですが・・・

はたして、立派に育て上げられるのか、今さらながらプレッシャー。

(こういうの、とっても苦手・・
 娘達の夏休みのアサガオも、カラッカラのまっ茶々にした苦い思い出。)

その行程をみてるだけに、責任の重さをひしひしと感じてる訳です。


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「その辺に置いとくだけでいいですよー」って
担当の方はおっしゃてましたが、絶対そんなことない・・。

もうだってほら、間引きとかしたほうが良さそうじゃないですか!


1、2年後に市内の山へ移植するそうです。

その時が怖い!


夏休み明け、小学校の廊下に居並ぶうつくしいアサガオ・・
そんな中、まっ茶々に干からびた我が家のアサガオ
あれを思い出す。


がんばります。
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by aizawamokkoh | 2013-05-24 12:32 | 漆のひと、漆のもの | Comments(2)
漆の木から、灯りまで。
どれだけ話が続くのか、といった感じですが
これをお見せしとかないと、
やり切った感がなく気持ち悪いので(自分が)


見ていただきましょー。


できましたよ。

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輪島のうるしろうそく!(試作品)


蝋をとりましたよね、漆の実から。 → こちら

あのあと、七尾の高澤ろうそくさんにて、さらに乾燥させ
型入れしてできたものです。

ぽってりとしてて、
生成り感(とは言わないか)が、良いですね。


いやー、これ、灯りが点いてるとこ見たいなー。


見たいなー。

見たいわー。


写真がありました。


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まあああーすてき。

(この写真じゃ、漆のろうそくかどうか判別つかないって?
間違いなくあれですから!若宮さん、ありがとうございます。)


輪島うるしろうそく、今年、限定数がデビューするのかなあ。

一本ほしい・・・。
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by aizawamokkoh | 2013-04-20 10:29 | 漆のひと、漆のもの | Comments(2)
漆の種の脱ロウ。
あーなんて時間の経つのは早いのでしょ。

えーっと、前回のあの種のことですね。

漆の実の、皮をとった後の種。


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はーーい、回ってまーす。

ぐるぐる回ってまーす。 目が回るーー。 気持ちわるいーー。



ちょっと、巻き戻しましょうか。


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まずはじめに、バケツに灰を入れます。

そして、約70度のお湯をそそぎ。



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そこへ、漆の種投入。
(黒く浮いているのは、灰に混ざっている炭)


先ほどの画へ。

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回します!  回します!
ああーやっぱり見てると、気持ち悪くなりますーー。


では、説明しましょう。

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ということです。  (手抜きか・・・)

蝋をしっかりとることによって、発芽率が良くなるそうです。

そのための作業。



洗い終わった種は・・

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ぴっかぴか!!

今年、この種から苗を育てるそうです。


漆の木から、漆を掻いて、蝋を採って、
皮はまた土にもどし肥料に、そして種をまた撒いて・・・

それから、漆を掻く人、塗る人、山を手入れする人などなど・・・

輪島がほんとうの漆の里になれるサイクルができるかも。
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by aizawamokkoh | 2013-03-23 14:53 | 漆のひと、漆のもの | Comments(0)
輪島、漆ろうそく。
漆の木の、漆の実から、ろうそくを作ろう!

と言われても、想像できませんねー。

まず、ろうそくの原料って、何かご存知ですか?

そう、蝋です!  蝋。

でも実は私、蝋って何??ってくらい、
その実態を知りませんでした・・・。


百聞は一見にしかず。

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行ってきました。
輪島工房長屋にて、作業中の見学。


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まずは、こちらが、漆の実でございます。

なんと、一本一本の木別に実を袋詰めしてありました。
お手間だわーすばらしいわー。

ですが、結局、この実たちは、混ぜてしまいますー。

これの、どこから蝋を採るかと言いますと

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実を、つぶしたところですが
この、皮と果肉から採るんですよー分かりますかー。

かっさかさになってるので、皮だか果肉だか分かりません。
なので「皮」と、みなさんおっしゃってました。

ぷっくり可愛い種は、使いません。


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大量の皮を、さらし袋に入れます。


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蒸します!!

約一時間・・・美味しそうなにおいがムンムンしてきます。
そそられますが、食べられません。


さて、そろそろクライマックスですよ。

蒸しあがった、皮をこの古式ゆかしい機械に投入。
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ぎゅーーーーーーぎゅーーーーーっと、絞ります!!

するとーー。


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きゃー、蝋です!蝋です!

これが、蝋ってやつなんですね。


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そんなこんなの、みなさんの繰り返し作業によって
出来上がった、お鍋いっぱいの蝋。

これ、まだまだ水分をたくさん含んでいるので
自然乾燥させてから、ろうそくにするんですって。

このまんま、なーんにも混ぜませんよ。

シンプルですねーすごいですねー感心しきり。

ろうそくって、ほんと蝋だけなんだ。


さて、今回の漆の実ですが、
輪島で植樹された漆の木から昨年採ったものです。

もちろん、漆掻きもしています。その様子は→こちら

そして、このろうそく作りにかかせない、監修者は
七尾の和ろうそくやさん、高澤ろうそくさん。
(古い機械を貸してくださったのも高澤さん)


たくさんの方のお世話によって作られる
輪島産の漆ろうそくが、もうしばらくしたらお目見えですよ。

(あ、そうろくの型にうちも少しお手伝いしてます。)


ところで、あの種ですが、そちらの行く末が気になりますね。

そのことは、次回。
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by aizawamokkoh | 2013-03-18 12:29 | 漆のひと、漆のもの | Comments(0)
旅立ちにお椀。
春といえば、それは別れと出会い。

ですね~。


かわいい姪っこがこのたび、春から一人暮らしを始めます。


新しい旅立ちに、何かプレゼントしたいと思いました。

初めての一人暮らし

ちゃんと、ご飯をたべるかなあ、心配だわー。


と、色々叔母として、考えあぐねた結果。

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じゃーーん!!

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あかいお椀。

といっても、小さなどんぶりサイズ、5寸です。
どんぶりも、うどんも、なんならカレーライスも、パスタもいける!

ワンプレートじゃなくて、ワンワンだ。 (え・・・)


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赤木明登さんの塗り物です。

(木地はうち・・)


彼女にぴったりのものが贈れて

これでもって、ごはん食べてる画を想像・・

おばちゃん満足。
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by aizawamokkoh | 2013-03-12 12:50 | 漆のひと、漆のもの | Comments(0)
『Something to Touch』
くしゅん!くしゅん!くしゅん!

あーーー花粉。


あったかいですね。

西から暖かい風が吹いてきます。色んなもの乗せて・・。

その上、近所の山からは、花粉ですよー。


で、見逃しました。(関係ない)

NHK world 『Artisan×Designer
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輪島塗スピーカー 「Something to Touch」 

詳しい事は→mile

デザインはmile。
制作は塩安漆器工房。

椀木地師の垣地さんと、うちで木地を作らせてもらいました。



撮影ずいぶん時間かかって大変だったのに・・

見逃すって・・

それもこれも、花粉のせいだ!(ぬれぎぬ)
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by aizawamokkoh | 2013-03-07 08:33 | 漆のひと、漆のもの | Comments(0)
年季明け式にて。
先日、赤木工房の年季明け式へ出席。

写真を撮りにくい席ゆえ、なんにも写真が撮れず

でも、せめて、挨拶してる夫の写真ぐらい撮らないとダメじゃないか

で、唯一の写真。


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こんなのじゃ、全然あの雰囲気がお伝えできません。

これは、ほんのほんの会場の一部です!
この写真のこっち側に、
だーーっと華やかな会場がありましたです。



今回年季明けしたのは女性。

いつの間にか、赤木工房に入って

いつの間にか、結婚して(しかも漆職人さんと)

いつの間にか、子供を産んで
(しかも、もう何人も育ててます!みたいな余裕な感じ)


輪島で生まれて、
こんなに自然に漆の世界の後を継ぐ人になるなんて

(いや、きっと、なんやかんや、色々あったのでしょうが)

見てて気持ちいい。

できそうで、できなさそうだけど、できてほしい、こんな人。

輪島から。



そして、赤木工房から巣立った漆の人たちが
会場に大集合してて、
それぞれ家庭を持って、子供もじゃんじゃん増えて

大きな樹が、ぐんぐん育っていることに感慨無量。


下で支える我々が、
しっかり良い土壌を保っとかなきゃなあ
そうあらためて思ったのでした。
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by aizawamokkoh | 2013-03-05 09:36 | 漆のひと、漆のもの | Comments(2)
炎芸術『漆の技法』
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漆の技法
炎芸術の工芸入門講座を一冊にまとめたものです。


漆塗りしたいなあ・・と思っていらっしゃる、そこのあなた!

この本に、詳しくノウハウが書かれていますよ。

漆の話から、歴史に始まり

あこがれの(?)金継ぎ。
入門編の拭き漆塗り。

ダンボールで作る家庭用漆風呂の作り方! おおお~。

しまいには、螺鈿や卵殻、乾漆まで。

きれいなカラー写真で分かりやすく
細部まで詳しく技法が説明されています。

すごい。


で、


木地はどうするか?


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by aizawamokkoh | 2012-10-13 11:35 | 漆のひと、漆のもの | Comments(0)
栗、秋の到来。
「こちら秋⇒」って角を曲がったくらい

急にカクンと秋です。

びっくりするくらい、角を曲がったら秋です。


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ここのとこ、栗をよくいただきます。


食卓はちょっと前から秋でした。
秋刀魚、梨、新米・・。




高田晴之さんの、蓋もの。

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こういうの見て、美味しそうだなあ、なんて思うのは

頭ん中も秋なんですね~。
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by aizawamokkoh | 2012-09-24 15:20 | 漆のひと、漆のもの | Comments(0)
今度こそ、漆掻き見学!
もう何回も何回も、漆のこと説明する際に、
漆掻きのことも説明してきたわけですが

もうね

実際に見ると、こんななんだーっ!でした。

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念願の漆掻き見学に行って来ました。
(前回撃沈のようす→こちら

あくまでも、見学です。
掻きません、怖いので。
生の漆は最強だと聞きました、遠くから恐々カメラをかまえる面々。


今回は輪島漆再生プロジェクトという事業の見学。
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さきほどの、笑顔で作業の方は、
古地さんという漆掻き職人さん。

87歳と、聞いてびっくり!

お若い!

小柄な体で、こっちの木から、あっちの木へと、さささっ、さささっ。


早く、かつ丁寧に、漆を掻きてらっしゃいます。

一滴たりとも、無駄には出来ませんものね。

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漆の木を掻いて、出てきたばかりの漆。

透明な液が、すぐに白濁して、うすいミルクのようになります。

ためた漆を見せていただきました。
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はい、見えません・・。
底の方に、少ししかたまってないので、見えません・・。

そのくらい、ほんの少ししか採れないんです。


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古地さんの、使われてる道具、これまた無駄がなくて格好いいのです。


朝5時くらいから作業を始めて、私たちが見学に行ったのが、10時近く。
ずっと作業されてても、あの桶の底に少しだけの漆。

いったい、何本の漆の木があって、何人の人がかかわったら
どのくらいの漆が採れるのか。

どのくらいの漆があったら、何個の器に塗れるのか。

なんだか、そう考えるのも、おこがましいような気分になりました。



輪島では今、地元産漆の再生を目指す動きが出てきています。

漆芸作家さんや、塗師屋さん自身が、植樹や草刈りなど
汗を流して作業し漆の木を育てています。

まだまだ、小さな動きかもしれませんが、
けっして止めることなく続いてほしいです。
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by aizawamokkoh | 2012-09-09 21:13 | 漆のひと、漆のもの | Comments(0)



漆の町輪島の木地屋。木地のこと、能登のこと、それから3世代家族と犬の日々。
by aizawamokkoh
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